ルビー/サファイア 個体乱数
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絵画seedという新しい手法が確立されました。ここで記されている手法は古いやり方なのでそちらを参考にしてください。
1. PokeFinderや3genSearch v2.5β以上の個体総当たりができるツールを用いて任意の個体を調べます。ここではID調整時に検索した以下の個体を目標とします。ここではみなみのことうのラティオスを狙います。
Seed: 14BC9CA8 PID: 53671DFA
2. 三世代さぽのルビー/サファイアの消費数タブを開きます。目標seed欄に目標のseed(ここでは14BC9CA8)を入力します。必要であれば最大消費数, もしくは電池待機を増やして計算を押すと結果が出力されます。
一番上の結果から327分の電池待機により変化した初期seed: 0x6F3から3363879消費したseedが目標seed: 14BC9CA8であることがわかります。今回はこの結果を採用します。
3. ここからは実機での作業に入ります。
まず, ずれ確認を行うため, 電池待機を考慮せずに消費を行ってみます。事前に電池が切れていることを確認しておきます。
タイマーを以下のように設定します。
3363879 ゲーム起動から以下の画面でAボタンを押すまで
今回は以下の個体が出現したので3genSearch等で出現個体を調べます。
今回出現した個体は初期seed: 0x5a0から3344753消費したものであることがわかったので, タイマーに入力した値に19126を足します。
4. 実際に目標のseedを狙います。
目標個体とエンカウントする場所でレポートを書いておきます。今回は以下の場所。
電池を入れ, ミシロタウンの自宅まで移動して時計が10時を指していることを確認します。今回の電池待機は327分なので, 時計が10時から5時間27分経過した3時27分を指すまで待機します。
3時間27分を指したら電源を落とし, タイマーで時間をはかりつつゲームを開始し(ここまでの動作を1分以内に行います), 3と同様の手順をとります。
ここで目標の個体が出現すれば終了です。そうでない場合はずれを確認, 修正し, 再度電池を入れるところからやり直します。
ルビー/サファイア ID調整
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1. ID調整は主に任意の個体を色違いにするために行います。そのため, 事前にPokeFinderや3genSearch v2.5β以上の個体総当たりができるツールを用いて任意の個体を調べます。ここではPokeFinderで解説します
試しに固定シンボルのおくびょう, めざ炎の個体を検索してみます。
今回は候補の一つである
Seed: 14BC9CA8 PID: 53671DFA
を目標とします。
2. 今回は1で求めた目標のPID: 53671DFAが色違いになるようにID調整を行います。
表IDを指定する場合は三世代さぽを, そうでない場合は3genSearchを用いると効率よくID調整を行うことができます。ここでは三世代さぽを用いて解説します。(3genSearchを用いる場合は後述します。)ルビー/サファイアのID検索タブに指定する表ID(今回は56562)と性格値を入力し, 検索すると以下のようになりました。
出力されたseedを消費数タブの目標seed欄に入力し, 検索すると以下のようになります。
今回は9268A407を目標seedとします。このseedは出力結果から, 390分の電池待機によって変化した初期seedから214861消費したseedであることがわかります。
3. ここからは実機での作業に入ります。
まず, ずれ確認を行うため, 電池待機を考慮せずに消費を行ってみます。事前に電池が切れていることを確認しておきます。
タイマーを以下のように設定します。
214861 ゲーム起動から以下の画面でAボタンを押すまで
今回は38883が出たので3genSearchを用いてずれ確認を行います。
今回出現したIDは0x5a0から213616消費したものであったのでタイマーに入力した値に1245を足します。
4. 実際に目標のseedを狙います。
ミシロタウンの自宅で時計を確認できる所まで進め, データを消してもよいルビー/サファイアを用意します。電池を入れ, 時計が10時を指していることを確認します。今回の電池待機は390分なので, 時計が10時から6時間30分経過した4時30分を指すまで待機します。
4時間30分を指したら電源を落とし, タイマーで時間をはかりつつゲームを開始し(ここまでの動作を1分以内に行います), 3と同様の手順でID調整を行います。
ここで目標のIDが出れば終了です。そうでない場合はずれを確認, 修正し, 再度電池を入れるところからやり直します。
3genSearchを用いる場合
色違いのみ出力にチェックをし, 目標のPID: 53671DFAを入力します。すると以下のように出力されます。
表IDを指定しない場合はこのように電池の入れ替えを行わず, 短い待機時間で目標のPIDを色違いにすることも可能です。
ファイアレッド/リーフグリーン 個体乱数
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1. PokeFinder や3genSearch v2.5β以上等の個体総当たりができるツールを用いて, 任意の個体を調べます。(ここではPokeFinderで解説します)
試しに手持ちのLGでおくびょう, 色違いかつ高個体のガルーラを検索してみます。
Lead(シンクロやメロメロボディを使用する)の欄はデフォルトだとanyになっているのでFRLGの場合はNoneに変えておきま しょう。また, ガルーラはSafari Zone Area 1だとスロット9, Safari Zone Area 3だとスロット11で出るので両スロットにチェックを入れています。
今回は候補の一つである
Seed : 2AC3A79B
を目標seedとします。
2. 集めた初期seedからいくつ消費したseedが目標seedかを調べます。
三世代さぽのFRLG消費数タブを開きます。初期seed欄には手元の初期seedを, 目標seed欄には先ほど求めた目標seed(ここでは2AC3A79B)を入力します。
すると, 1番消費数が少ないもので, 手元の初期seed : 0x0000FF43から12195256消費したseedが目標seed : 2AC3A79Bであることがわかりました。ここで結果が出力されない場合は最大消費数を増やすか「初期seed集め」 の手順に従って初期seedをさらに集めましょう。
消費数についてですが, おしえテレビの高速消費を利用することで消費速度を313倍にすることができます。結果が出力された場合であっても, おしえテレビ補助, 時間計算を用いて待機時間を確認しておきましょう。
3. おしえテレビを起動している時間と起動していないとき, それぞれのフレームを調べます。おしえテレビ補助を利用すればすぐに求めることができます。初期seedチェックを行う場合はTVなしのフレームを広めにとっておくとよいでしょう。
4. 今回はゲームコーナーの景品を用いて初期seedを確認しつつ, ガルーラの乱数調整を行います。あまいかおりを覚えたポケモンを手持ちに入れ, ゲームコーナー内でゴールドスプレーを使用し, レポートをかいておきます。先ほど求めた結果をもとにタイマーに値を入力します。TVなしの消費数には, 初期seed決定から景品を受け取るまで, 受け取ってからTVを起動するまで, TV終了からエンカウントまでの消費数が含まれているので適当に分割して入力します。
今回は目標個体の出現場所に移動した後にTV消費を行うので以下のようにしました。
2136 ゲーム起動から初期seed決定まで
900 初期seed決定から景品を受け取るまで
5000 受け取ってから目標個体の出現場所に移動し, TVを起動するまで
38930 TVを起動してから終了するまで
1964 終了してからエンカウントするまで
おしえテレビは高速消費が行われているだけなので, 起動させている時間が一定であれば使用するタイミングは影響しません。また, 消費数が極端に少ない場合にはおしえテレビを使わなくてもよいと思います。
初期seedの確認を行わない場合は, 目標個体の出現場所でレポートを書いておきます。サファリゾーンの場合はゲート内でレポートを書くことができないので, 受付前でレポートを書きます。
5. 目標の初期seedが出るまで, ゲームを起動し景品を受け取り初期seedを確認する作業を繰り返します。
今回は799消費の個体と実数値が一致してるので, 初期seedが目標の0xFF43であることが推測できます。
6. 目標個体の出現場所まで移動し, おしえテレビを起動します。移動する際には, 再現性をとるために毎回同じルートを通るとよいでしょう。おしえテレビを終了したら, あまいかおりを使用してエンカウントします。
狙いの個体が捕獲できればここで終了ですが, 今回は目標のガルーラではなくタマタマが出現したので, 3genSearch等で出現個体を調べます。
今回出現した個体は0xFF43から12187856消費したものだったので, 三世代さぽのおしえテレビ補助の出現消費数に12187856を入力します。
すると, TV消費を23, 通常の消費を201増やせばよいことがわかりました。これでずれ調整をし, 目標個体が出現するまで繰り返します。
エメラルド TIDSEED
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あらかじめBV保存の記事を読み, 理解している前提です。
TIDを初期seedとした乱数をTIDSEEDと呼びます。これを利用することで初期seedを0x0以外にすることが可能です。
ここではTIDSEEDを使用する方法についてまとめます。
1. データのないエメラルドを用意し, IDを確認できるところまで進めます。
今回は00514が出たと仮定します。
エメラルドはゲームスタート時からリセットを行うまではTIDを初期seedとして進行します。ここでは, 00514を16進数にした0x202を初期seedとすることがわかります。
2. TIDSEEDを維持したロムを1Pとして通信対戦を行います。この時, 2P側でBVを保存することで, 1P側のseedをコピーすることができます。仮に, 1P側がゲームを始めてから50000F後に対戦を開始していた場合は初期seed :0x202から50000消費したseedが保存されます。
RSやFRLGとの通信対戦終了後はseedが共有される前に戻ってしまうので, 終了後にバトルフロンティアでBV保存を行ってもRS, FRLGのseedはコピーすることはできません。
エメラルド BV保存
トップ > Em BV保存
エメラルドではバトルビデオ(以下BV)を再生することでその戦闘を行ったときの戦闘開始seedが呼び出されます。簡単に説明すると, 0x0から50000消費した後に対戦を行い, BVを保存し, そのBVを再生するといつでも0x0から50000消費したseedに移動することができます。つまり, 1回の施行に多大な時間を要する乱数調整であってもBV保存を利用すれば毎回長時間待機する必要もなくなります。
ここでは, そのBV保存のやり方についてまとめます。
1. バトル施設の受付前でレポートを書いておきます。今回はバトルドームのレベル50を利用します。BVは降参すると保存することができないので, すぐに負けられるポケモンを手持ちに入れておきます。
2. タイマーを設定します。今回は73781Fの個体を狙いますが, 実際にはBVを再生してから個体とエンカウントするまでにも時間を要するので多少73781よりも短いフレームを設定しておきます。また, 目標フレームを通り過ぎてしまっては元も子もありません。
71500 ゲームを起動してから戦闘を開始するまで
3. タイマースタートと同時にゲームを起動し, 戦闘開始直前の会話画面で待機します。
4. タイマー終了と同時に戦闘を開始し, 負けます。
5. BVを保存します。デフォルトでは「いいえ」にカーソルが合わせられているので間違えずに「はい」を選択します。
6. 実際にどれだけのフレームが保存されたかを調べます。試しにBVを再生し, 再生終了直後に任意の個体とエンカウントします。ここではレジスチルを捕獲します。BVを再生するときは, 再生直後にBボタンを長押ししてBVの再生を中断します。
3genSearch等で検索をかけてみます。
今回出現した個体は初期seed : 0x0から72175消費した個体であることが確認できました。つまり, BV再生からおよそ1606F後にエンカウントすれば0x0から73781F消費した個体を捕獲することができそうですね。
今回保存されたBVを再生した後10000Fの保存を行うと0x0からおよそ82175 ( 72175 + 10000 ) 消費したseedが上書きされます。
消費数が多い場合, 一度の待機では目標までの消費数に届かないことが多いので, 上書きを繰り返し目標までの消費数を少なくします。
DSまたはDSLiteを使用してBV保存を行う場合, 三世代さぽのラグ計算機能を使用すると, 長時間の保存であっても1回で目標の消費数に近づけることができます。
ファイアレッド/リーフグリーン 初期seed集め
トップ > FRLG 初期seed集め
FRLGの初期seedは固定されていませんが, ロムの型番, バージョン, 設定, ゲームを起動してからタイトル画面(フシギバナ, リザードンの画面)でAボタンを押すまでの時間, 操作を統一することで再現をとることができます。
ここでは実際に初期seedを集める手順についてまとめます。
1. 設定を任意のものに固定します。理由は後述しますが, ボタンモードをLRにしておくことを推奨します。
2. イーブイを受け取っていない場合はイーブイの前, 受け取り済みの場合はゲームコーナーのポケモンなどの固定シンボルの前でレポートを書きます。戦闘を挟まずに入手できると楽です。
3. タイマーに初期seed決定までと, ポケモンを入手するまでの時間を設定します。今回は2100Fから3F毎に集めていくので2100を設定します。
2100 ゲーム起動からタイトル画面でAボタンを長押しするまで
420 イーブイを受け取るまで(景品などではフレームが足りないので各自調整)
4. タイマーをスタートさせると同時にDSの下画面からゲームを起動します。 タイトル画面が表示されるまでボタン操作は行いません。続きから始めるの画面でAボタンを押し, あらすじはBボタン連打でスキップし, 個体を入手します。
5. イーブイの場合は三世代さぽの初期seeveedタブ, それ以外の場合は3genSearchや, SyokiSeedSearch for FRLGを使って今回の初期seedを調べます。
上のように420Fで受け取るとおよそ320F前後の個体が出るので315~325F辺りで初期seedを総当たりします。
すると, 今回の初期seedが0x5FCFであることがわかりました。
三世代さぽの「初期seedの管理」を利用することで集めた初期seedを手軽に管理することができます。同じ初期seedが出た場合には回数の欄をダブルクリックすることで回数を1増やせます。
初期seedには出にくい, 出やすいがあるので回数も記録しておくことで, 実際に乱数調整を行う場合に役立ちます。
同じフレームで十分な初期seedが集まったら3. に戻り初期seed決定までのフレームを3増やします。
集めた初期seedは共有しましょう。
・キー入力について
FRLGの初期seed決定にはゲームを起動してからタイトル画面でAボタンを長押しするまでのボタン操作も影響しています。selectやLRボタンを押すことで初期seedが±0〜±10程度変化しますが, このボタン操作を統一することで, 変化させた初期seedも実用的な初期seedとして使用することができます。ボタンモードをLRにしておくとこの操作にLRを利用することができます。
エメラルド 個体乱数
トップ > Em 個体乱数
1. PokeFinder や3genSearch v2.5β以上等の個体総当たりができるツールを用いて, 任意の個体を調べます。(ここではPokeFinderで解説します)
試しに手元のEmで色違いの臆病高個体のラティオスがほしいので検索してみます。
Seed : 77DA2E80
Seed : 36FDCB7B
の二つを目標seedとします。
2. ここからはTIDSEEDの準備に入ります。
三世代さぽのファイルEM_seedに任意の名前でcsvファイルを作成しておきます。
三世代さぽのTIDSEEDから目標seedの選択を開き, 先ほど作成したcsvファイルを編集します。
1行ごとに
目標seed,メモ(個体概要など)
を書いておきます。
編集が終了したら保存しておきます。
3. まず 表ID 0で検索をし, 初期seed 0x0からの消費数を調べます。
ここで消費数が許容範囲であればBV保存 を用いて乱数調整を行います。
そうでない場合はTIDSEEDを参考にTIDSEED厳選を行います。
仮に表IDが00514であれば, 0x202から2303504550消費したseedが77DA2E80, 3678086223消費したseedが36FDCB7Bであることがわかります。消費数が許容範囲になるまでID厳選を繰り返します。
4. BV保存 を利用して目標seedまでの消費数を少なくします。今回は約2500手前まで消費しました。
5. 目標個体の前でレポートを書き, タイマーを設定します。
2500 BVを再生してから個体とエンカウントするまで
7. タイマースタートと同時にBVを再生し, 終了と同時に個体にエンカウントして捕獲します。
目標の個体が出現すればここで終了ですが, 今回は色違いではなく失敗だとわかるので3genSearch等を使い, ずれを調べます。
今回は目標の59F手前の個体を捕獲したとわかるのでタイマーに59F足し, 再度施行します。