トップ > Em BV保存
エメラルドではバトルビデオ(以下BV)を再生することでその戦闘を行ったときの戦闘開始seedが呼び出されます。簡単に説明すると, 0x0から50000消費した後に対戦を行い, BVを保存し, そのBVを再生するといつでも0x0から50000消費したseedに移動することができます。つまり, 1回の施行に多大な時間を要する乱数調整であってもBV保存を利用すれば毎回長時間待機する必要もなくなります。
ここでは, そのBV保存のやり方についてまとめます。
1. バトル施設の受付前でレポートを書いておきます。今回はバトルドームのレベル50を利用します。BVは降参すると保存することができないので, すぐに負けられるポケモンを手持ちに入れておきます。
2. タイマーを設定します。今回は73781Fの個体を狙いますが, 実際にはBVを再生してから個体とエンカウントするまでにも時間を要するので多少73781よりも短いフレームを設定しておきます。また, 目標フレームを通り過ぎてしまっては元も子もありません。
71500 ゲームを起動してから戦闘を開始するまで
3. タイマースタートと同時にゲームを起動し, 戦闘開始直前の会話画面で待機します。
4. タイマー終了と同時に戦闘を開始し, 負けます。
5. BVを保存します。デフォルトでは「いいえ」にカーソルが合わせられているので間違えずに「はい」を選択します。
6. 実際にどれだけのフレームが保存されたかを調べます。試しにBVを再生し, 再生終了直後に任意の個体とエンカウントします。ここではレジスチルを捕獲します。BVを再生するときは, 再生直後にBボタンを長押ししてBVの再生を中断します。
3genSearch等で検索をかけてみます。
今回出現した個体は初期seed : 0x0から72175消費した個体であることが確認できました。つまり, BV再生からおよそ1606F後にエンカウントすれば0x0から73781F消費した個体を捕獲することができそうですね。
今回保存されたBVを再生した後10000Fの保存を行うと0x0からおよそ82175 ( 72175 + 10000 ) 消費したseedが上書きされます。
消費数が多い場合, 一度の待機では目標までの消費数に届かないことが多いので, 上書きを繰り返し目標までの消費数を少なくします。
DSまたはDSLiteを使用してBV保存を行う場合, 三世代さぽのラグ計算機能を使用すると, 長時間の保存であっても1回で目標の消費数に近づけることができます。